進撃の巨人 第2話 [その日] を読んで
進撃の巨人の第2話「その日」を読みました。まだ第1話〜第2話を読んでいない方はネタバレするので注意です。第1話、第2話を何度か繰り返し読み、ようやく登場人物の把握ができてきました。壮大なストーリーは取っ掛かりでパワーを使います。。
轟音と共に、街を護る50mの壁の上から姿を覗かせる巨人、100年来の大惨事居合わせた、ミカサ、エレン、アルミンの3人をはじめとする大勢の街の住人達がその姿に唖然としたところから、物語がスタートしました。
街を覗く巨人の出現
何故に今さら巨人を恐れる!?
壁の目的は外の巨人達から街と人類を護るため。巨人の存在などとっくに知っている街の人々がなぜ巨人の姿に恐れるのかと思いましたが、街人の「巨人は最大でも15mのはず…!50mの壁から頭を出すなんて……」という言葉に納得しました。
巨人の手痛い一撃
そしてその巨大な巨人(超巨人?)は壁を一蹴り、破壊された壁の破片が街へと降り注ぎます。
壁を壊されたと知った街人達は混乱し逃げ惑います。そんな中、巨人が街に入ってくる危険を省みず穴の方に走り出したのはエレンでした。「壁の破片が飛んで行った先に家が!!母さんが!!」と叫びます。その言葉にミカサも続きます。その先には壁の破片が命中し瓦礫と化した家と瓦礫に足を挟まれた母の姿がありました。
巨人の侵入
迫る巨人
エレンとミカサは母の救助を試みるも瓦礫は取り除けず、必死に救助を続ける二人の視界にはついに巨人の姿が映り込んできました。迫る恐怖に怯えながらもなお救助を続ける二人のすぐそばまで巨人が迫ったところで駐屯兵団のハンネスが駆けつけました。
葛藤するハンネス
恩人の家族を救うんだと巨人に決死の戦いを挑もうとするハンネスは、「子供たちを連れて逃げて」と哀願するカルラの声に葛藤します。巨人を前に子供たちを助ける選択をしたハンネスは、身動きの取れないカルラを残してエレンとミカサを担ぎ上げ巨人のもとから逃げ出します。その途中、母カルラがつまみあげられるのから目をそらすミカサ、その先の悲劇を目の当たりにするエレンでした。
すまなかった…
母を残し逃げる事を選択したハンネスに「余計なことすんじゃねぇよ!!」と殴りかかるエレン、ハンネスは「母さんを助けられなかったのはお前に力がなかったからだ…」と返します。そして「オレが…!巨人に立ち向かわなかったのは…。オレに勇気がなかったからだ…。すまない…」と続けます。。
ウォール・マリア陥落
巨人駆逐を誓うエレン
巨人の占拠から街を守るために門を閉じ始める兵士達でしたが、あと僅かのところで巨人に突破されてしまいます。街を守るために幾重に築かれた最端の壁「ウォール・マリア」を失った人類は逃げる舟の中、悲嘆に暮れます。
ただエレンは、母さんを失った怒りと悲しみから、巨人の駆逐を心に誓います。
それから5年…。
反撃の狼煙
それから5年。兵士達が集い、訓練兵の卒業式が執り行われるシーンへと移りました。その中で訓練兵の成績優秀者10名が発表されました。首席ミカサ・アッカーマン、2番ライナー・ブラウン、3番ベルトルト・フーバー、4番アニ・レオンハート、5番エレン・イェーガー、6番ジャン・キルシュタイン、7番マルコ・ボット、8番コニー・スプリンガー、9番サシャ・ブラウス、10番クリスタ・レンズと読み上げられていました。
そこにはミカサとエレンの名前がありました。「やっとここまで辿り着いた…。今度は人類が…巨人を食い尽くしてやる!!」と息巻くエレン。
5年の歳月を経て人類の反撃が始まります。