【BUNGO-ブンゴ-】第50話[どす黒い違和感]読みました。吉見の異変・・・
集英社の週刊ヤングジャンプ No.12 に掲載のBUNGO-ブンゴ- 第50話 [どす黒い違和感] 読みましたか?完全に立ち直ったかとも思えた静央シニアのエース吉見 雅樹ですが、吉見の中で何かが狂い始めてることを暗示させる一話でした。
と言うわけで、今回の主役は吉見 雅樹投手です。「BUNGO─ブンゴ─ 4 (ヤングジャンプコミックス)」の表紙を飾っているのが吉見投手ですね。一見おとなしそうですがしっかりとチームを率いる人望も厚いリーダーです。
静央が先制
強豪の上本牧シニアと静央シニアとの一戦は一進一退の攻防でしたが、ついに静央が4回の裏に鮎川が放ったツーランホームランで先制点を挙げたのでした。盛り上がるベンチに盛り上がる応援席。
最初は応援でもクールささえ見せていた袴田も、鮎川の有言実行のプレーに感動してぶっ壊れたかの様にダンスと声援で応援席を盛り上げるのでした。
袴田・・・、見事なまでにぶっ壊れてますねw
下川は冷静
静央の大声援につつまれるグラウンド・・・。「すみません」と謝る下川に、(たぶん)立花は「謝る必要はない。お前はいい投球をしていた。今のは打った方を褒めるしかない。それに点差はたったの2点・・・。ワンチャンスで十分逆転できる!」と励ますのでした。
そんな味方の援護もあり、上本牧のエース下川は取り乱すこと無くマウンドへと戻るのでした。
まだまだ・・・
しかし、次の打順は吉見。
吉見は下川の初球を絶妙なプッシュバントで出塁、次の打者への初球ではすぐさま2塁盗塁を成功させるなど、なんとか冷静さを保っている下川に息のつく間も与えません。
これには上本牧の監督も思わずぶち切れでした。
前回、応援席から吉見への誹謗中傷に対して「応援と誹謗中傷をはき違えるな!」とかっこよかったのに、こんどは監督があまりの吉見の駆け引きのうまさにぶち切れ誹謗中傷発現とは・・・カッコ悪すぎです・・・。
水嶋の分析、野田の分析
吉見のそんなプレーを見て、静央を代表する野手の水嶋 ヒロトと野田 幸雄はそれぞれ違った分析をします。
水嶋は「吉見は3点目を取って、完全に息の根を止める気だ!!」と前向きに、一方で野田は「吉見のプレーは無理筋だ。」と・・・
相手の隙があれば果敢に攻めていくべきかと、次の回の投球を考えて強引にいく場面ではないというやりとりを交えつつ、2塁の吉見に目を向けた野田は何やらとてつもない事を見逃しているような・・・どす黒い違和感を感じるのでした・・・
バックホーム・クロスプレー
そして次の打者が1・2塁間への痛烈な打撃を見せたところで、またしても違和感を感じる展開となるのでした・・・。1・2塁間を抜けるかという打球は、上本牧の鉄壁の守りに阻まれ1塁はアウト。しかし2塁にいた吉見は3塁を蹴ってホームへと向かっているのでした・・・
ところで、今の打者は誰でしょうね!?さりげなく下川の球をジャストミートしてますよね・・・
バックホームは間一髪アウト。スリーアウト・チェンジで辛くも2点失点に留めた上本牧でした。その気迫のプレーにも「らしくない・・・」と違和感を感じていたのは静央では野田と石浜 ブンゴでした。
他のメンバーは「流れは完全に・・・静央だ」と「残り3回!!死ぬ気で守るぞ!!」と次の守備へとのぞむのでした。
違和感は違和感として、この「死ぬ気で守るぞ!」という気持ちは大切ですね。
まだまだ一波乱ありそうですね・・・
「違和感」と言われているから違和感を感じずにはいられませんが、果たして何が待ち受けているのかはさっぱり見当すらつきません・・・
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