【BUNGO-ブンゴ-】第122話[限界突破] 野田を打ち取りBチーム流れを掴んだか!?
第121話までで、静央シニアのレギュラーAチーム VS 非レギュラー+石浜 ブンゴのBチームの試合も終盤。レギュラーAチームが常勝というこれまでの伝統通りにAチームリードで試合が進んでいました。
その流れを断ち切った石浜の投球。静央シニア最強打者の野田 幸雄を見事に打ち取ったことでムードは石浜らBチームに向いたのでした。
そしてAチームで静央シニアの絶対的エース鮎川 瑛太の勝負球を「打てる!!」と全力スイングする石浜、ボールを見事に捉えたか!?というところで今回の122話を迎えたのでした。
122話を読む前に展開を予想してみる
この試合展開、そして主人公が石浜であることを考えると、自分で風を向けたこの流れをここで断ち切るわけには行かないでしょう・・・。そうするとホームラン?
ここでホームランが出れば、米村が塁に出ているので3対3の同点になるが・・・
いやさすがに決して強打者でない石浜が瑛太からホームランなど打てるはずもない・・・。でもここで石浜がヒットで出塁したところで、パッとするバッターが続かないし、瑛太がそうやすやすと連続ヒットを許すとも思えないし・・・
やはりここは、石浜のホームランを期待しましょう。
122話 石浜 ブンゴの練習の成果が!
石浜のバットは瑛太のボールを捉えた!。ぐんぐん伸びるボール。
やはりホームラン!?いや、外野手がフェンス際でジャンピングキャッチ!?
いや、こぼした!
ここからは毎日走り込みを欠かさず、ナンバーワンを勝ち取るという意気込みがにじみ出たプレーが飛び出します。
この時点で、石浜ブンゴは既に二塁にさしかかろうとする好走を見せます。
これに焦ったAチームは送球の中継が乱れた!
まさかこの展開!?執念のランニングホームラン!?
案の定、石浜は三塁で仲間の「ストップ」を無視し、一気にホームめがけて突っ込んでいくのです。
すかさずカバーに入った野田の送球、ホームに立ちはだかるキャッチャーの袴田。気迫のスライディングで突っ込む石浜。
なんというクロスプレー
そして結果はセーフ!!!
ホームランではなく石浜、執念のランニングホームランでついに、AチームがBチームに追いついたのでした。
すごいうまい展開!
今回の話しの展開は素晴らしいですね。
石浜はすっかり成果は出せない期間が続いたけどその間も長距離の走り込みとかを欠かさず続けてきてましたからね。そして主人公として後がない野田監督の石浜をBチームにするという采配、絶対的エース瑛太の存在、静央シニアNo1の野田を圧倒すれば試合の流れは確実に傾くというネタ振り、野田を打ち取った後の大事な場面で登場した主人公の石浜。そして2点差という状況。かつてのエース吉見 雅樹が石浜に託した想いとテクニック・・・
これら全ての布石を活かした素晴らしいストーリー展開だと思いました。
さて、残るBチームの攻撃、7回、8回、9回、どういう感動の結末が用意されているのか、楽しみたいと思います。
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