極黒のブリュンヒルデ 第77話 [二人の絆] の感想
アニメ化企画進行中だそうです。ただ、詳細は全く謎。分かり次第感想の中でも触れていきます。さて、本編では、村上 良太が受精卵のシリンダーをダシにヘクセンヤクトの少女と接触しました。
鷹鳥 小鳥を殺さなければ人が滅ぶ
小鳥の秘密が明らかに
「どっちにしろ鷹鳥 小鳥は死ぬしかないのよ。」と語るヘクセンヤクトの少女。良太は小鳥のドラシルがグラーネという特別製で、孵卵したら人類が消し飛ぶという話しを信じ切れませんでしたが、ヴィンガルフが小鳥を生きたまま捕まえようとしていること、ヘクセンヤクトが小鳥を執拗に殺そうとしていることから「確かに辻褄が合う」と頭を悩ませていました。
魔女の輸送車を襲撃したのもヘクセンヤクト
ヘクセンヤクトの少女は、魔女が街に逃げ出すきっかけを作った輸送車の襲撃も自らが行ったものと明かしました。失敗して小鳥を含めて大勢の魔女を逃がしてしまったこと、ヘクセンヤクトのメンバー1人もそこで失ったそうです。
ヴィンガルフの目的は!?
ソーサリアン!?
「研究所はなぜそんなモノを作ったんだ?」と問う良太に、ヘクセンヤクトの少女は「ソーサリアンを生成する為よ。」と回答しています。ソーサリアンって何だと聞こうとした良太でしたが、ここで良太が交渉に使う為に叔父の柱谷 小五郎から返してもらったシリンダー。これに受精卵が入っていないことが判明してしまいます。
小五郎の野郎…!!
これは良太にとってもまさかの展開。騙されたと知ったヘクセンヤクトは態度を一変し良太へと敵意を向けるのでした。この窮地、良太はいったいどう乗り切るのでしょうか!?
ところでヘクセンヤクトの少女ですが、仲間に「MIKI !!」と呼ばれていますね。これからはミキと呼ぶことにしましょう。
ヴァルキュリアの過去
小鳥が囚われた部屋の外では…
凶悪な魔法使いヴァルキュリアこと藤崎 真子は、外で一人過去を思い出していました。
それはヴィンガルフによる何らかの実験、放射線を大量に浴び(自ら発していた!?)解け始めた真子、研究員はもはや真子の細胞融解を止める術を失っていました。もうダメだと皆が諦めた所に、所長の九 千怜が真子の元へと向かっていきました。
真子のピンチを救った九
「1分で致死量分の被曝をします!!」と制する研究員を無視して室内に入る九は、真子の救出に成功します。数十年分の寿命と引き換えに助けた九に真子は想いを寄せたのでした。それが単に九の計画に必要だからという理由であると知っていても…
鷹鳥 小鳥
事情を教えて下さい
囚われた一室で一両日中には殺されると聞かされた小鳥ですが、ふるまいはいたって穏やかでした。九に対して「よくわからないまま殺されるのは嫌だから、少しでも事情を知りたい。」と言う彼女に九は話しを始めます。
昨日の話しに出た怜那は九の妹だと言うこと、 小鳥の脊髄に入れられたグラーネの培養に妹の脳を使ったこと、グラーネに宿るはずの妹の意識は宿らず、それの意識を覚醒させるために新しい宿主に入れ替えるのだと言うことまで…。
物語はどう動く!?
小鳥の命は?良太の次の手は!?
みんな崖っぷちですね…。
特に良太は、魔法使い達と来ているとは言え、ヘクセンヤクトには魔法使いを無力化するイニシャライザーの存在もありますし、銃も保持していますし絶体絶命です。
鷹鳥 小鳥も絶体絶命。もはや小鳥を救う方法は1つも存在しない状況です。いったい物語がどう展開していくのか、予想もつきません。。今回の第77話は、週刊ヤングジャンプ No.46 10/31号(2013年10月17日発売)に掲載されています。