極黒のブリュンヒルデ 第82話 [さよなら] の感想
アニメ化企画進行中だそうです。冒頭で「アニメ化企画次号詳細発表」とありました。速報からだいぶたっていたので詳細が楽しみです。さて、物語は暗闇の中ひとり振り返るヴァルキュリアこと藤崎 真子の姿、彼女が天文台で魔法を使う黒羽 寧子を察知したところからスタートです。
寧子・・・・・・?
「どうした?」と言ったのはたぶん九でしょう。そへには「なんでもない」と答えています。ところで何故ヴァルキュリアがねこの存在を察知できたかというと、寧子が魔法を使うためにハングアップを解いたためでした。ヴァルキュリアはハングアップしていない魔法使いの居場所を検知する能力を備えているのでした。
さよなら・・・
寧子がヴァルキュリアから検知されるのを避けるためのハングアップを解いた理由は、村上 良太を気絶させて天文台において行くことで、九から鷹鳥 小鳥を救出するという危険任務に巻き込まないための優しさからでした。
命懸けの任務であることを理解している寧子は、気絶した良太に「さよなら」を告げて天文台を後にします。ひっくひっくと泣きながら天文台を立ち去った寧子、一度は立ち去ったものの「あっ!?大変大変!!」と良太が買ってくれたドーナツを取りに戻ってくるところがいい味だしてますね。
救出作戦
魔法使い達が身を隠す良太の叔父の柱谷 小五郎の屋敷では、ドーナツを食べながら小鳥救出に向かう決意をしてました。そして日没と共に小鳥が捕らわれているはずの九邸へと向かう、寧子、カズミ、初菜の三人でした。
九邸にたどり着くも人気はなし。それでもカズミのハックした情報を、僅でも可能性にかけて、その屋敷内へ足をすすめます。正直なところ、初菜が小鳥救出ミッションに協力的とは思いませんでした。もっとさばさばしてて我関せずという性格なのかと思ってました。
佳奈の予知
ここで深刻な問題が発生しました。九邸から遠く離れた小五郎の屋敷では、予知の魔法使いである橘 佳奈が、ハングアップしてるにも関わらず、みんなが殺されてしまう予知を見てしまいます。そしてそれは避けられない現実なのだとばかり、ヴァルキュリアが侵入者排除へと動き出し始めました。
助けて・・・
そうとは知らず屋敷に入った寧子たちは地下深くへと続く階段を見つけ下っていきました。地下一番深くまで降りた寧子たちは、ただならぬ嫌な予感を感じるも「助けて・・」という声を頼りにさらに奥へと進んでいきます。
奥で三人が見たものは、傷を追い裸で横たわったまま身動きがとれなくなってしまった少女の姿・・・。どうやら小鳥ではなさそうですが、いったい何が行われているというのでしょうか!?
今回の話しの中でまた、「お化け」という言葉に極度に怯えるねこの描写がありました。これはねこの過去につながる伏線なのかもしれませんね。 今回の第82話は、週刊ヤングジャンプ No.52 12/12号(2013年11月28日発売) に掲載されています。