コミック読書レポート #こみれぽ

週刊ヤングジャンプ No.9に掲載の極黒のブリュンヒルデ 第173話 [慢心] を読みました。ヴィンガルフからの脱出を図る黒羽 寧子や村上 良太らはエレベーターで出口へと着くも、すぐ外には警備が集まり、エレベータ内には宇宙人ロキが居合わせるという、もはや絶体絶命の状況でした。

今回の主役はカズミ！カズミに関するグッズはないかと探してみたら携帯ストラップ「チャーム付きクリーナーストラップ」を見つけました。

さて、研究員を装うロキを怪しさを感じながらも同乗させてしまった良太ですが、何か策があってのことだったのでしょうか！？

一か八かの突破！

エレベータ内で皆を喰らおうとするロキ･･･

「どうなってるのカズミ！？ 早くこのエレベーターのドアを開けて！！」と無線機に叫ぶのは初菜でした。「あかん･･･！！エレベーター前に警備が集まってきとる！！」と答えるカズミに、今度は橘 佳奈が「いいから早くこのドアを開けて！！」と頼みます。

佳奈のその根拠は「警備は私達よりおじさんでしょ？」と言うもの･･･。

カズミの「はぁ？」と同じく、私も「？？」と読み飛ばしてしまったのですが、扉が開いて出た先では、取り囲む警備達を前にロキが「ほぉ、こりゃまたごちそう揃いじゃねぇか」と警備達を食べ始めたのでした。

そういえば前回あたりにロキが「若いやつはマズイ」と言っていましたね。これでまずは何とかエレベーターからの脱出に成功です。

カズミ VS フレイヤ 操網の魔法使いの対決

操網の魔法でネットワークに侵入し、脱出をサポートするカズミでしたが、ヴィンガルフのＡＡＡランクの魔法使いフレイヤがネットワーク越しに立ちふさがります。

「本気になった私は絶対に負けない」と自信満々のフレイヤに、「絶対に村上たちを助けなあかんのや･･･」と挑むカズミ。カズミの決意が力となり、フレイヤを打ち負かす事に成功したのでした。

カズミ、最後の力で･･･

フレイヤに勝利したカズミでしたが、すぐさま駆けつけた研究員に「サーバーから切断しろ」と迫られます。

それでもなお、佳奈の「どこへ逃げればいいの！？指示して！！」という言葉に、「その通路の先を左や」と指示し続けるカズミを前に、研究員はネットワークからの切断を強行します。

ロックされた扉を前に再び追い詰められた良太達でしたが、カズミが隠し持っていた無線機でネットワーク接続を維持していたカズミの魔法で無事脱出できたのでした。

カズミの「緊急事態に備えて･･･、予備の回線を用意しておくのは基本やで･･･」というセリフ。確かに技術車にとって基本です。恐れ入りました･･･。

女性研究員、土屋 邑貴

しかし、ネットワーク越しに良太らを助けはしたものの、２人の研究員に囲まれたカズミの劣勢さは変わりありませんでした。蹴り飛ばされ、押さえつけられ、動きを封じられたカズミは、研究員によってイジェクトされようとしていました。

もはやこちらも絶体絶命･･･

その時突然の銃声。銃弾が２人の研究員を襲います。その銃弾を放ったのはなんと、同じくヴィンガルフの研究員「土屋 邑貴」でした。あの配属時は根暗エロ女だった土屋です。数々の魔法使いと接する内にいまや立派な研究員ですが！

まさかの助っ人でしたが、カズミも無事でなにより。

さて、この後はどんな展開となるのでしょうか。