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カコとニセ探偵 第25話 [響く音] 読みました。【カコとニセ探偵】


集英社の週刊ヤングジャンプ No.29 に掲載のカコとニセ探偵 第25話「響く音」を読みました。カコの力を借りてX氏の記憶に潜り込むも翻弄される六波羅 覚、何度も死にかけてはやり直してを繰り返すサトル・・・、物語は確信へと迫っていきます。

そしてついに2015年6月19日、カコとニセ探偵のコミックス第2巻が発売されましたね!左上の画像はamazon.co.jpへのリンクになっています。コミックスの表紙は少年時代の六波羅 覚と、カコが最初に憑依した女子高生の芦原 縁です。縁さん可愛いです。

X氏からのヒント

目的も行き先も定まらないまま、X氏が導くかの様に感じるままに歩き出します。やけに響いて聞こえる警報音、船の沈没直前にカタカタと聞こえる雑音・・・、これらは何れもカコの耳には気にならなかった様です。途中に出くわした影にしか見えない謎の人物・・・。

その出来事から何かを掴んだサトルは「カコ・・・、もう一回だ。もう一度やり直してくれ!」と告げます。

見つけた!

カコの力によって、X氏の記憶のスタート地点に戻ったサトルはゾンビ共が迫ってくる方向に再び走り出しました。見通しの良い廊下の何もない空間から突然現れるゾンビ達、彼らを振り切り進むその先の非常階段で、サトルは長い杖を見つけたのでした。

杖の発見とこれまでの出来事からX氏は全盲であることを確信したサトルでした。

船内の様子

その推理に、「でもおかしいだろ。だったらどうして船の中の様子がこんなにハッキリとし分かるんだよ。」と疑問を抱くカコに、サトルは「それは。オレの記憶だ・・・・・・」と答えます。

過去に事件捜査で「弥生」号に乗ったことがあるというサトル、その船内の記憶と一致した船内の様子、家族と一緒に見たホラー映画に登場する怪物そのもののゾンビ達・・・。全てはX氏の記憶をサトルの記憶で視覚化してしまった結果だったのでした。

アハム氏殺害事件の真相に迫る

手がかりを得て現世に戻ったサトルは、沢角さんや庫裡林さんと沈没事件の首謀者が出した次の犯行声明の話しや、要求がI国が収容している政治犯の解法であることなどの情報を得ます。アハム氏殺害の方に専念してと言う庫裡林に対してサトルは意外にも「これでだいたい理解できたよ」と口にします。

んー難しい・・・、つながりが分かりません。

庫裡林が捜査に必要なX氏の所持品として持ってきた『スマホ』、それを見る前から本質的にはスマホであるが、キーボード付きモバイル端末「イエローベリー」であることを言い当てたサトル・・・

サトルは、全盲であるX氏がアハム氏殺害現場でこのモバイル端末を使用し、写真と共に何かを打ち込んだのだと結論づけたのでした。

再び回り出す歯車・・・

サトルが何かをつかみかけた矢先、こんどは昏睡状態のX氏の強い意志により、再び記憶の世界に呼び込まれるのでした。そこはパーティが行われていた船内の広場でした。アハム氏の殺害現場へと移動したサトルは、そこで前回の記憶探索で見た黒い影の人物と対面します。

X氏が端末に打つ混んだ「何か」を伝えたいのだと確信したサトルは、おもむろにモバイル端末を取りだし目を閉じ、耳を澄せ、集中するのでした

いったい何が明らかになるというのでしょうか!?
いよいよこの事件の真相が明らかになる様です。

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