【キングダム】第501話 [気運の探り合い] 読みました。伝者の功績。
2017年1月12日発売の週刊ヤングジャンプ No.7(通巻No.1808)に掲載の キングダム 第501話「気運の探り合い」を読みました。秦国の連合軍が中華統一目指して趙へと進軍する中、伝者による的の動きの読み合いが戦いの要となっている様でした。
情報を伝えるのは伝者による急報
中国の秦とか趙とかの時代は無線も携帯電話もないですからね・・・。
趙軍は秦軍の兵糧中継地で潜らせている仲間5人からの消息が途絶えていることや、離れた場所にいる李牧からの指令を伝えたりと伝者が活躍しています。
カギは伝者のスピード
それによって兵糧中継地から秦軍が進路を急に変える恐れがあることを掴む趙軍でしたが、その情報が李牧に伝わる前に、李牧の元へは秦軍との戦いに気が向いている趙軍に燕軍が迫るという急報が伝わりざわつき出すのでした。
また、同じ燕軍が趙軍に迫るという急報を聞いた秦軍は行軍を早める策を取るなど、伝者による僅かな情報から敵の動きを読み、敵を欺こうと試みる。でもその情報の伝わる速度が速いか遅いかでさらに裏をかかれたり、思わぬ所から情報を掴んだものが攻めてくるなど、僅かな情報でもいかに迅速に得られるか・・・。情報の伝達が電線に乗っているか馬に乗っているかの違いくらいで、届くスピードがどれだけ早いかが一番のカギだと痛感する一話でした。