【TAMATA】「第2話 熱視線」謎のキモ・ゴリラ女が乱入!
新連載第2話!この出だし・・・読み飛ばすぞこれ・・・
2017年6月29日発売の週刊ヤングジャンプ No.31 通巻No.1831 に掲載の「TAMATA(たまた)」という作品、今回が第2話です。
今回はなんと冒頭すら読む気を無くさせる程のゴリラ顔のキモ女「向田 春子(むかいだ はるこ)」がヒロイン田俣澄の経営するカフェ夕飯に来店したところから始まりました。
実に見るに堪えない容姿です。
向かいの喫茶店の経営者
この向田という女、向井の喫茶店の経営者なのでした。
向かいのカフェが急に繁盛したことに疑問の彼女は、店に入り凜とした田俣を目の当たりにした向田は嫉妬、よからぬ行動に出るのでした。
その行動とは・・・
悪質な嫌がらせ・・・
細密再現G(可動式模型)を店内に放つ!
Gとは、言わずと知れたゴキブリのことですね。
いきなりこんなに悪質な手を講じるとは・・・どんだけ客を取られたと言うのでしょうか・・・。
向かいのお店なんでしょう?
いや・・・向かいにあるカフェですからね。
経営者のルックスも元々この2人、田俣のお店は最近まで閑散としていて経営がやっとだったくらいですから・・・。よほど田俣の腕前に難が無い限りは、向田のお店が一人勝ちだったわけがないのです。
つまり、お互いのお店は閑散としていたけど、急に田俣のカフェ「夕飯」にだけ人が並び始め、それに嫉妬していると考えなければ話しがかみ合いません。
客の一人、細密再現Gに気づき震え上がる・・・
そして客の一人が、向田の放ったおもちゃゴキブリに気付き、震え上がるのでした。
しかしその瞬間・・・。
田俣は数席離れた場所からGに飛びかかり一打。あっさりとG殲滅に成功したのでした。なんたる身体能力!!
そして、その客の前に跪くと「お客様、申し訳ありません。飲食店では出てはいけないものが出てしまいました。」と丁寧に謝るのでした。
まさかのG出現にも客達の反応は上々
丁寧に謝る田俣に対するお客さんの反応は・・・
- 「あっ全然大丈夫!タマタちゃんカッコ良かったし!」
- 「大丈夫大丈夫!タマタさんなら瞬殺っしょ! むしろそれを見た俺らが悩殺とかね。」
アイドルかよ・・・と思うほど過剰な田俣びいき。
その客の反応が面白くない向田でした・・・。向田のお店でGが出現した時のお客の反応が向田の頭をよぎるのでした。
- 「オイ!!どっかで食いもん腐ってんじゃねぇか!?」
- 「ふざけんな汚ねぇ!!」
- 「二度と来るか!!」
と・・・
一人で繁盛店を回している!?
向田 春子はせわしなく働く田俣の姿を見ていて、彼女(田俣)が調理から接客まで1人できりもりしていることに気付きます。
そんな田俣の姿を目の当たりにした向田は、なぜか機嫌が良くなり自分の店に帰ろうとするのですが、自分の店の常連さんが田俣のお店に来ていて、田俣のことをひいきにしてるのを見て、再び逆上するのでした。
ん・・・田俣が一人で回しているくだりってここで必要だったか!?
何故か戦闘開始
逆上した結果、すさまじい剣幕で田俣に殴りかかる向田・・・。それを腕で完璧にガードする田俣でした・・・。
そしてひと言、勝利の決めゼリフ。
「素晴らしい。あなたウチで働きませんか?」と・・・
誘った理由を自分にないものを持っているからと主張する田俣ですが、めちゃくちゃです。
それでも最後は田俣のまっすぐな瞳で改心した向田はとても穏やかな面持ちでお店に帰っていくのでした。
向田がキレたり改心したりがコロコロ変わりすぎです。。そもそも田俣のカフェ・夕飯に客を奪われて悩んでいたのでは!?
田俣のギャップ・・・
そしてカフェ夕飯の閉店後・・・
平然と客をさばいていた田俣でしたが店の控え室でぶわっと疲れ顔。カタカタと震えて座り混んだ彼女は「人を。雇わねば・・・。」と座り混むのでした。
なんでしょうね・・・。ギャップがあれば可愛い的な演出??二話にしてこれとは・・・。先が思いやられます。
さて次回は!?
向田来店編は今回の2話だけで完結したみたいですね。バイトを雇う話しが出てきたので、次回は求人でも打つのでしょうか・・・
作者はゆっくり話しを進めていかないとすぐにネタで困ってしまう気がするのでちょっと心配です。余計なお世話だと信じたいですが。。
そういえば、この店を異常なまでに繁盛させた、第1話のライター「頼田 書男」はどうしちゃったのでしょう??彼もまた主人公の1人かと思っていたのですが、このまま行くと登場の機会を失っていきそうな予感がします。