膝丸 燈(〜51話)【テラフォーマーズ】
テラフォーマーズ、アネックス1号計画の登場人物「膝丸 燈」の紹介です。
第51話で膝丸 燈の人物像がまた明らかにされたので少し修正を加えました。まだ第51話を読んでいない方はネタバレするので注意して下さい。
膝丸 燈
生い立ち
見た目は東洋人であるが国籍不明の20歳、身長は177cm、体重96kg、細身で筋肉質の空手の達人である。父と母はおらず幼いころから施設で暮らしていた。
生まれながらにモザイク・オーガンを持つ謎多き人物だが、人工的に造られしバグズ手術能力者の二世だそうで、出生には本多 晃(ほんだ こう)元博士が一枚かんでいる模様。
情に熱い男で、幼なじみの百合子をそれで亡くしたということもあるが、火星から飛来した致死率100%の病から多くの人々を救うべくアネックス計画に参加した。
M.O.手術の成功率
親からの遺伝で生まれながらにモザイク・オーガンを持つ彼は、成功率40%未満と言われるM.O.手術の成功は確実だったこともあり、絶滅危惧種の「オオミノガ」が追加能力として施されました。
膝丸燈の過去
彼もまた、大切な人を火星からの病で失った。
彼が育った日本の児童養護施設には、難病を抱える同い年の女の子「百合子(ゆりこ)」がいた。彼女も火星から飛来した病に犯されていたが、当時の膝丸燈はそれを知る由もなく、臓器移植での可能性に賭け、ファイトマネーが異様に高い闇の大会に出場していた。辛くも優勝をはたしたものの時既に遅し、 百合子は既に死んでしまっていた。ひそかに想いを寄せていた彼女を救えなかった悔しさをバネに火星行きを決意した。
春風 桜人(はるかぜ さくらと)との出会い
アネックス計画のため U-NASA で訓練を受ける膝丸 燈は、百合子と同じ病と戦う若干10歳の少年「春風 桜人(はるかぜ さくらと)」と知り合った。アネックス1号が地球を離れる日、膝丸 燈は春風 桜人と分かれの挨拶を交わす。「任せておけ! 今は希望をもっていい。 すごく小さくて遠い希望だけど… 今度はそれに向かえる正しい手順がある。 俺の帰還を待っていろ!」と。