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テラフォーマーズ 第14話 [AN OPERATION ある手術] の感想【テラフォーマーズ】


週刊ヤングジャンプ36号掲載のテラフォーマーズ 第13話 [AN OPERATION ある手術] を読んでの感想です。

突如現れたテラフォーマー(火星のゴキブリ)に対し、網での捕獲に成功した小町艦長率いる日米合同一班でしたが、ほっとした一瞬を突きテラフォーマーの手のひらからシーラめがけて発せられた謎の爆風、かつてバグズ2号で火星に降り立った小町艦長には、それがかつての仲間リーが持っていた能力「ヘコキムシ」の高温ガスであると結論づけるのはたやすいものでした。

火星でのミッション開始早々、シーラ倒れる。

高温ガスに胸を貫かれたシーラはそこに倒れ込んでしまいました。最後の力を振り絞り自分の小町艦長への想いを伝えようとするシーラでしたが、胸を貫かれたためか声にならず、ただただ涙を流すだけでした。火星でのミッション早々、ヒロイン的存在のシーラを失ったことはとても悲しい出来事でした。

ロシア・北欧第三班への襲撃も・・

一方で、前回網による捕獲直前の一瞬で間合いを詰め2人の命を奪ったテラフォーマーもバグズ2号で乗組員が持っていた能力「メダカハネカクシ」の高速移動術であることが判明、テラフォーマーにバグズ手術が奪われていることが明るみになりました。

高い知能と統率性

時を同じくして他班の前にも続々とテラフォーマーの大群が姿を現し始めました。テラフォーマー達はそれぞれ役割を持っていること、小町艦長ら侵入者(人間)の位置も把握し、テラフォーマーの部隊を送り込まれていることからかなりの統率性をもっていることを察した幹部達でした。

モザイク・オーガン・オペレーション

こんな事態にも、幹部や一般船員達はひるむことなくむしろ果敢にテラフォーマーへと立ち向かっていきます。その後ろ盾になっているのが、かつて「バグズ手術」と呼ばれていた最新の手術「M.O.手術(モザイク・オーガン・オペレーション)でした。能力を引き出す薬で変身を済ませ、燈の最初の言葉「ついこの間まで砂漠だった火星の虫ケラがよ・・・!125万種以上の生命の炎が燃え盛る・・・『地球』を嘗めんなよ」が逆境でも生きることへの執着心と地球生命としての誇りを感じさせる魂の言葉に思えました。

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