テラフォーマーズ 第15話 [WAR 全面戦争] の感想【テラフォーマーズ】
週間ヤングジャンプ37-38合併特大号掲載に掲載の第15話 [WAR 全面戦争]を読んでの感想です。
M.O.手術(モザイク・オーガン・オペレーション)
モザイクとオーガンをgoo辞書で調べてみました。モザイク【mosaic】は「1個の生物体に、一つあるいはそれ以上の遺伝的に異なる形質が体の部分を変えて現れ、共存する現象。昆虫に多くみられる。」だそう。オーガン【organ】は「器官、臓器」を示すそうです。「モザイクオーガン」という語でインターネットを検索してみたところ、テラフォーマーズのサイトばかりがヒットしましたが、中には免疫学者や日本免疫学会のサイトもひっかかりました。もしかしたらその道では有名な(実在する)用語なのかもしれません。ここまで専門的だとどこからがマンガの話しなのかが分からなくなってきます。それにしてもゴキブリや昆虫の生態についてよく調べられ、作品に取り入れられています。
M.O.手術の旧版である「バグズ手術」は、その「モザイクオーガン」を人体に埋め込むことでテラフォーマー並の昆虫人間を作り出す技術なんだそう。そのバグズ手術を進化させ昆虫以外まで発展させたのがM.O.手術ということです。
日米合同第一班、戦闘開始
臨戦態勢に入った日米合同第一班の班員とテラフォーマー。先手をったのは火星のゴキブリであるテラフォーマーの強靭な瞬発力、いっきに詰め寄り班員1名をとらえます。が、それを上回る「アシダカグモ」の能力をもつマルコスがそれを迎え撃つ形でテラフォーマーに一撃を浴びせます。なんでもアシダカグモはゴキブリと同程度の大きさでありながら、そのゴキブリを走って捉える程の能力を持っているのだそう。いや、先ほども書きましたがよく調べられています。まさかあのゴキブリを捉える生物がいるとは考えてもみませんでした。