テラフォーマーズ 第30話 [DER ZITTERAAL 電撃生物] の感想【テラフォーマーズ】
週間ヤングジャンプ新年1号に掲載の第30話 [DER ZITTERAAL 電撃生物]を読んでの感想です。
アドルフ、スタンバイ
デンキウナギの能力
ついにアドルフ戦闘開始。冒頭でアドルフの能力が「電気鰻(でんきうなぎ)」であることが明かされ、テラフォーマーとの対決が始まりました。電気鰻の発電能力は、通常の生物と同様に神経から生じる僅かな電流(シナプス電位)を「発電器官」を通じて極限まで増幅することで大きな電圧を得るという仕組みで、一線を画する”強電魚”と呼ばれる電気鰻の放電は20kg級の個体で860V以上とも言われ敵を殺傷する武器となっているそう。
・・と、こんな詳しい生態学(?)が学べるのもテラフォーマーズの魅力だったりします。しかし、テラフォーマーズ作者の貴家悠さんは昆虫博士なのかと思ってましたが M.O.手術の進化に合わせて生き物博士になってきましたね。。
アドルフは武具も所有する
その電気鰻の能力を最大限に発揮するために、アドルフは「手裏剣」を身に付けていました。アドルフは、せまりくるテラフォーマー達の喉元に手裏剣を次々と刺していきます。テラフォーマーを含めて他の者達にとってそれはただの手裏剣に過ぎませんが、アドルフの能力(発電)に呼応して「気道」や「食道」に熱傷を与え、「食道下神経節」を破壊する程の強力な武器となります。そのため特例的に奪われるリスクのある武器の所有が認められているのだそうです。
アドルフ、子供/少年時代の回想
M.O.手術を背負った宿命
そんな戦いを繰り広げながら、アドルフは自分の過去を回想していきます。それは8歳の頃、両親をバグズ手術の失敗により失ったこと、アドルフ自身もその当時はまだ実験段階だったM.O.手術のモルモットとして標的とされたこと、そのままモルモットとして実験され監視されの人生で、死ぬことばかりを考え成長していったこと、そんな時に1人の女性と出会ったこと・・・まで回想したところで次回へと持ち越しになりました。
しかし・・・
やはり先々週に既に明らかになっている、アドルフが窮地にたたされるであろうことが分かっているので、この先気が気でありません。回想に入っているのも何らかの繋ぎでしょうし。どういう流れでアドルフのそばで涙を流すエヴァに至るのか気になってしかたありません。。次号は巻頭カラーでアドルフが激闘を繰り広げるらしいので、まだ少しは楽しんで見ていれそうです。