テラフォーマーズ 第49話 [2ND GENERATION 第二の戦士たち] の感想【テラフォーマーズ】
この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。最近は主要キャラが死ぬ展開はありませんが、「死」でなくても先の読めない展開にくぎづけです。
ミッシェル・Kデイヴス、膝丸燈が始動!
見開きの表紙がカッコいい
1ページ開くと飛び込んでくる上段が膝丸 燈、下段がミッシェル・K・デイヴスと分かれた2ページ見開きの表紙、二人とも頼もしくカッコいいですね。
合流した日米合同班死角なし
ついに合流した小町 小吉艦長率いる日米合同第一班と、ミッシェル・K・デイヴス副長率いる日米合同第二班は手分けして任務遂行に入ります。
ハリオアマツバメの三条 加奈子は一班の生存者の救助へ、アシダカグモのマルコスは周囲のゴキブリ(能力なし)の駆逐へ、オオミノガの膝丸 燈はおそらくオケラの能力を持ったテラフォーマーとの戦いへ、弾丸蟻&爆弾蟻のミッシェル・K・デイヴスと今のところ能力不詳のジャレッドの二人はニジイロクワガタ能力持ちのテラフォーマーとの戦いへと移ります。オウギワシのアレックスは引き続き遠方から援護します。
2班が合わさったことで、だいぶバランスの取れた班構成になりました。日本のU-NASAメンバーが「今日、合流できないと死ぬぜ!?」と言っていたのもうなずけます。
アレックスは全てを悟ったのか!?
引き続き、高速脱出機で一班との合流を目指すアレックスら二班の残り部隊ですが、アレックスの様子が少しおかしいです。黙って遠方の監視へ集中するアレックスに、ヤエコが「詳しく見えてきた?」「カナちゃんたちちゃんと着いてる?」「ウチらももうすぐ着きそう?」と聞くも無答、「ねぇアレックス……大丈夫?」という問いかけにようやく「……ああ」と口を開いてヤエコの全ての質問にまとめて返答しています。
そして一呼吸、ボールを強く握りしめ、「マルコス…、…達のことも、燈達が護ってくれる…!!」と言っています。ヤエコへの応答の間も、「マルコス」という言葉から「達のことも…」と続ける間も空いているのは、やはりシーラがいないこと、死んでしまったことを悟ってのものなのでしょうか。。
地球では蛭間 七星と本多 晃 元博士の話しが本題へ
ファイターとスニーカーの戦い
地球では本多 晃 元博士が身分を隠しひっそりと経営するバーを訪れていた、U-NASA職員で日本自衛官の蛭間 七星は、本多 晃にとあるリストをつき付けています。
それを目の当たりにした本多 晃は「このリストは…、………、…成程、昆虫のたとえが出たのは…そういう…」と戸惑いを隠せません。いよいよ蛭間 七星が例えとして出した「ファイターとスニーカー」の話しが本編で掘り下げられていきそうです。
蛭間 六嘉
一方 U-NASA のドイツ支局では、蛭間 七星の弟である蛭間 六嘉が登場!
ドイツ支局の長と接触し、「これで”サンプル獲取”が、より難しくなりましたね」と切り出し、兄のことを話すことを条件に自分らの陣営へドイツ支局を加える取引を始めます。
次週は!?
次週ははたして蛭間 六嘉の方がクローズアップされるのか、ミッシェル&ジャレッド vs ニジイロクワガタ に行くのか、はたまた膝丸 燈の方なのか、どれがきても楽しみです!
そういえばタイトルの「2ND GENERATION 第二の戦士たち」って、最初見たときは膝丸 燈とミッシェル・K・デイヴスのことかと思いましたが、蛭間 七星 も 蛭間 六嘉 も 2ND GENERATION ですね。