テラフォーマーズ 第66話 [ROCK! 暴力] の感想【テラフォーマーズ】
この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。一進一退の攻防を見せるロシア・北欧第三班と中国・アジア第四班の戦い。この戦局は如何に!?
部下たちの戦い
力の差
まだ中国・アジア第四班がM.O.手術による人為変態を済ます前、先手必勝で懐に飛び込むロシア・北欧第三班の二人でしたが、爆とドルチバーギの前にカウンターを浴びて投げ飛ばされ、ジェットの能力で三半規管を破壊。先頭不能となってしまいます。
「おとなしく先頭不能アピールしてろ。サッカー選手みてぇにな。」ジェットの一言ですが、何か皮肉ってますね。作者の貴家先生のこういう表現好きです。もしかして四班の連携攻撃はセンタリングからのシュートみたくサッカーをイメージしている!?
ここまででは、中国優勢です。
ロシア・北欧第三班:5/12名(死者5名、先頭不能2名)
中国・アジア第四班:10/18名(死者2名、先頭不能6名)
そう言えば紅ちゃんは!?イワンの毒ガス攻撃でかなりまいってましたがもしかして死者の1人!?
班長の戦い
余裕を見せる劉
劉 翊武の指示でパオ、バーキ、西はアネックス艦内へ、外は劉とジェットが対応します。アネックス艦内を守る必要性とは一体!?
まだ負けていないアシモフ
発勁を喰らいじわじわと内臓にダメージを受けていく三班班長のシルヴェスター・アシモフでしたが、確かなダメージをうけながらも、「ケンポー家って奴らはコレを覚えるために何十年も修業すんのか?男なら全力パンチ全力スラム一本で勝負せんかい!」と言い、劉に殴りかかります。
もう打ち返してくる力がないと思っていた劉は完全に不意をつかれた格好でした。かろうじてパンチをかわすも驚きはかくせません。劉の豹紋蛸の能力である触碗を使ってアシモフの両腕を掴むも、アシモフはタスマニアン・キングクラブの能力を生かし懐に滑り込み両足で劉の身体をしっかりと固めます。
形勢逆転!?
反撃をしようにも息すら吸えない劉、劉に加勢に加わろうとするジェットの前には先頭不能にされたはずの2人が立ち向かいます。「加勢に行くなら…、オレらを全殺しにしてからだぜ…?」と。第三班が執念の反撃を見せます。
形勢逆転なのかアシモフらが差し違える気なのか!?というところで、第四班のミサイル車両がやってきました。車両を運転し隊長の開放を要求するのは、第三班のアレキサンダー先輩!自信満々で登場するもどことなくバカっぽさがにじみ出てて味がある登場シーンでした。
次週に期待
劉 vs アシモフ戦、”能力を披露し合いました”という様な前回の戦いっぷりが気になっていましたが、今回のアシモフの戦い方いいですね。アシモフ自信も言っていましたが、やはり「全力パンチ一本」で勝負してくれないと。
次週、この戦局はアシモフ率いるロシア・北欧第三班に軍配があがるのか!?今回の第66話は、週刊ヤングジャンプ No.43特大号 10/10号(2013年9月26日発売)に掲載されています。