テラフォーマーズ 第67話 [DEATH LAND 暗き空] の感想【テラフォーマーズ】
この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。一進一退の攻防を見せるロシア・北欧第三班と中国・アジア第四班の戦い。アレキサンダー先輩の応援により第三班の勝利は確定したか!?
アレキサンダー先輩の交渉
優勢をアピール
劉 翊武率いる第四班が火星へと持ち込んだ対地ミサイルの強奪に成功したシルベスター・アシモフ率いる第三班の戦闘員アレキサンダー先輩。彼はミサイルを強奪した際に高 俊から発射指示コードを聞き出し、いつでも撃てる準備が出来ていることを交渉の掛け合いに持ち出します。
毒の散布を止めアシモフ班長を解放する劉と、防毒マスクを取り反撃しないことを約束するジェットでした。ジェットの能力は甲殻型で劉の毒「ハパロトキシン」の影響を受けてしまうため、劉が毒で攻撃を仕掛けるためにはジェットがマスクをつけていることが絶対条件なのでした。
電波障害を引き起こしている電波塔
アレキサンダー先輩が次の交渉のネタに選んだのは、アネックス1号が地球と通信することを妨害する電波を発する電波塔でした。これを破壊し通信機能が復活すれば、第四班の裏切りが U-NASA 全てに知れ渡り、加盟国から強い批判を受けることになると・・。
第三班の要求
交渉のネタを挙げ脅しをしかけたところで、アレキサンダー先輩は具体的な要求を突きつけます。電波塔を壊さない代わりに突きつけられたその要求は、おとなしく第三班の配下につくこと、第三班にアネックス1号の研究設備を独占させること、生まれながらにM.O.を持つミッシェル・K・デイヴス副長と膝丸 燈を拉致する作戦の中止でした。
第四班の回答
コード聞き出せてねぇーじゃん、お前。
この要求を第四班が呑むのか、緊張の渦が辺りを包みます。冷や汗を浮かべるジェットの表情に第三班の勝ちを確信しましたが…。またしても形勢逆転。優勢と思われたアレキサンダー先輩の頭上に第四班の西が姿を現し、アレキサンダーがミサイル発射のコードを聞き出せていないことを指摘します。
ところで西のM.O.手術ベースは何なのでしょう!?裸で現れた彼女は後ろの風景が透き通って見えています。クラゲとかクリオネとか身体が透ける海洋生物ですかね・・・。強さや攻撃方法は未知数なのでなんとも言えませんが。。
ジェット & 西の逆襲
西の登場で生まれた一瞬の隙、ジェットは見逃しません。
アレキサンダーが乗るミサイル車両ごと浮き上がらせる衝撃波。ジェットの「随分、ナメた真似をしてくれたな。西!!殺せ!!!」という言葉と共に「あいよっ」と応じアレキサンダーに襲いかかります。
針尾雨燕 三条 加奈子!?
空からの高速攻撃
アレキサンダーに攻撃を仕掛ける西を空から襲った謎の物体。日米合同第一班の三条 加奈子による空からの高速攻撃を疑うも、西だけでなくアレキサンダーまでもためらい無く腕を落とされる手口、人間を攻撃しているにも関わらず感じられない怒りや闘志…。
その正体はハエ?だか何かの能力を持つテラフォーマーでした。ハエじゃないのかな??バグズ2号のメンバーにハエを能力としたメンバーがいたのだろうか!?しかし、、久しぶりにきましたねテラフォーマー。
辺りを闇に変えたもの…
ふと真昼だったはずがいつのまにか真っ暗になっている事に気づいた班員。「……夜?雨か…!?」と上空を見上げるもそんな生易しいものではなく…。上空から飛来するのは無数のテラフォーマー、空を覆い尽くす大群で内輪もめする第三班、第四班に挑みかかります。果たしてこの勝負の行方は!?アシモフと劉は一時休戦してテラフォーマー戦へと移るのか!?
ここでテラフォーマーとは。。完全に裏をかかれました。今回の第67話は、週刊ヤングジャンプ No.44特大号 10/17号(2013年10月3日発売)に掲載されています。