テラフォーマーズ 第68話 [REGION 領地] の感想【テラフォーマーズ】
この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。一進一退の攻防を見せるロシア・北欧第三班と中国・アジア第四班の戦いでしたが、それに割り込む様に現れた無数のテラフォーマー達。激突です。
バカな…、早すぎる!!
能力者の来襲
動きの素早い能力持ちのテラフォーマーが突然の乱入、そして上空には無数のテラフォーマー達が押し寄せていました。アシモフ、アレキサンダー、劉 翊武、ジェット。彼らは起っている事態を理解しつつも「バカな。早すぎる。」と驚きを隠せません。
見事なまでの統率力
空を取り囲むテラフォーマー達は一向に降りてくる気配もなく、謎の高速移動を能力と持つテラフォーマーだけが、彼らに対して攻撃を仕掛けてくるのでした。これはもはや「統率されている」と言え、一週間前にドイツ・南米第五班のアドルフ・ラインハルトの命を懸けた活躍で殺したテラフォーマー側の有能なボス…。
それを引き継ぐものが居り、一週間で態勢を立て直し牙をむいてくるとは、第三班のアシモフにとっても、第四班の劉にとっても、全く持って計算外の事態でした。
日本原産「鬼蜻蜓」
学名 Anotogaster Siebold!! それは魔物の名を冠する蟲!
そして目にも止まらぬ高速移動と、ハエの様な目を持つテラフォーマーズのベース能力が明らかにされました。ハエではありませんでした。。トンボです。
ミサイル搭載車両ごと飛び立てるほどの力、視力を捨て動体視力を勝ち取ったという複眼はジェットの衝撃波による攻撃をもかわします。そして「急発進」「急停止」「バック」「旋回」「ホバリング」など重力すら感じさせない飛行性能で次々と第三班、第四班のメンバーを殺していくのでした。。
その能力、日本原産「鬼蜻蜓」。
黒くてゴツいあの大きなトンボですね。。
悪魔再び
今後の展開は!?
最近のアネックス1号メンバー同士の対決も、ゴキブリでなくてもテラフォーマー(火星開拓者)であることは確かだし、結局は人間より怖いものはないとかそんな話し!?かと思っていましたが、そうではなく貴家先生の絶妙なタイミングで火星の悪魔「テラフォーマー」が再び牙をむくという展開には意表をつかれました。
アネックス前、残ったメンバーも圧倒的不利。。これを打開できるのはジョセフしかいない!?ジョセフ率いるヨーロッパ・アフリカ第六班と合流を試みる日米合同班。間に合うのか!?今回の第68話は、週刊ヤングジャンプ No.45号 10/24号(2013年10月10日発売) に掲載されています。