テラフォーマーズ 第74話 [WEARY WIDOW MARCHES 戦士の魂] の感想【テラフォーマーズ】
この作品は集英社の週刊ヤングジャンプで連載され、宝島社の「このマンガがすごい! 2013」の第一位にも輝いた作品です。単身でアネックス1号に残ったアレクサンドル・アシモフでしたが残念な結果になりました。今回はその続きです。
戦いが終わって
戦い敗れたアレキサンダー先輩
裏切り者のだい四班が占拠したアネックス1号に独り残り戦った第三班のアレクサンドル・アシモフ。もう一歩のところまで切り込むも、第四班の紅の精鋭「ジェット」や「バーギ」、「西」達の前に殺されてしまいました。辛くも中国・アジア第四班の細菌攻撃から逃れた第三班の残りのメンバーは悲しみます。
敵にも敬意を
戦いが終わって・・・
アレクサンドル・アシモフを殺した張本人である第四班の劉 翊武は「理想はどうあれ、『戦った』ヤツには敬意を示さなくてはならない。・・・・・・たとえそいつを手段を選ばずに返り討ちにした僕らであってもね。」と、無駄死にともとらえられるアレクサンドル・アシモフの行動を理解できずにいる爆を諭すように語っていました。
アレクサンドル・アシモフの成果
主力こそ倒すことはできませんでしたが、中国・アジア第四班のメンバーを大勢倒しただけでなく、ミサイルの発射筒を壊す成果も上げていました。ミサイルの弾ではなく筒の方を破壊したことにも意味があり、何が使われているか分からない弾を切って爆発や菌が漏れ出したりしない様にしたためだと言うことです。
中国・アジア第四班が恐れること
このアレクサンドル・アシモフの成果に「中国・アジア第四班がミサイルを一発ずつしか撃てなくなった事実が知られたらヤバイ」ことに加え、破壊されたミサイルの斬り口から「武器庫を開けけられる程の敵の能力の高さ」を恐れていました。
情報整理
小町 小吉
中国・アジア第四班の前から撤退したロシア・北欧第三班の行軍、負傷し救助された小町 小吉 艦長が意識を取り戻していました。「単独行動してすみませんでした。」と詫びる第三班班長のシルヴェスター・アシモフに、「ホントだよ全くどの班も・・・」と応じる小町 小吉でしたが「危ないところを助けてもらった。ありがとう。」と結んでいました。
不完全変態手術
シルヴェスター・アシモフは、小町 小吉 艦長に自分が知っている情報を話し始めました。それは今回目の当たりにした「不完全変態手術」の話しでした。
「名前しか盗み見た事しかねぇ・・・』と前置きして話し始めました。「不完全変態手術」とか「紅式手術」とか呼ばれている第四支局の独自技術が、紅という少女に施された細菌型M.O.手術であり、変態をするために必要な薬すら必要としない。だからこそ中国・アジア第四班の班員が変態をしないで、戦えていたのだろうと・・・
各班の動き
各班、追う
高速脱出機で逃げる膝丸 燈、ミッシェル・K・デイヴスら日米合同第二班を追う中国・アジア第四班、それを追う小町 小吉とシルヴェスター・アシモフのロシア・北欧第三班と続きます。
中国・アジア第四班はアレクサンドル・アシモフにより細菌んさらされたメンバーの治療をしながら・・・、ロシア・北欧第三班は傷病人を抱え移動手段も乏しい中での行軍となっていました。
新たな戦い
立ちふさがるテラフォーマー
そして、高速脱出機にて逃げる膝丸 燈らの前に新たなテラフォーマーが立ちふさがったのでした。
たった一匹で高速脱出機を受け止めるその「怪力」・・・。バグズ手術の能力持ちであることは確実ですが、果たして何がベースとなっているのでしょうか!?
そこは火星でした
再び火星のゴキブリとの戦いへ
最近は人間 vs 人間が続いていたのでついつい忘れていましたが、舞台は火星でテラフォーマーと呼ばれる凶暴な火星のゴキブリが本来の敵でした。再び現れた強敵に、彼らはどう戦うのか・・。今回の第74話は、週刊ヤングジャンプ No.51 12/5号(2013年11月21日発売) に掲載されています。