テラフォーマーズ 第86話 [POWER OF CROSS 野生と剣] の感想【テラフォーマーズ】
生まれながらにM.O.を持つ奇跡の人である膝丸 燈とミッシェル・K・デイヴスが、ついに裏切り者である中国・アジア第四班の爆 致嵐に捕まってしまいました。一緒に捕虜にされたアレックス・K・スチュワートと柳瀬川 八恵子の4人の運命は如何に・・・
捕縛
彼らと、彼らが集めたテラフォーマーを捕獲した爆は、班長である劉 翊武に迎えを要請していました。その間にも裏切りものの第四班の企みを阻止すべく追うメンバー達は着々と任務を遂行しているのでした。
待機
ハリモグラの能力で地中を進むベギー・フォーティ(マーズ・ランキング82位)と行動を共にするのは、ジャレッドや鬼塚 慶次、ウォルフ・レッドフィールドをはじめとするメンバーでした。彼らは、第四班が設置し地球との通信を妨害している電波塔を乗っ取るべく、地中に潜り、アネックス1号に忍び込むための隙を伺っているのでした。
センサー
第四班 紅が持つ細菌型の能力を知らない彼らでしたが、ウォルフの持つ能力が”押し寄せた500体ほどのテラフォーマーの生体磁場が一瞬にして消えた”ことを捕らえたことから、「毒ガス」か「細菌兵器」か「放射線」が考えられると、見事にあたりを付けていました。
鬼塚 慶次の紋華青龍蝦といい、ジャレッドの鯱といい、日米合同班は優秀なセンサーを持ってますね。
仲間を守る
ウォルフはそれでも任務を遂行するなら、『日が昇って風が出たとき』が毒素の弱まるタイミングだからと挙げ、そのタイミングで何とかしてアネックス1号本艦の通信コントロール室の侵入したい、仲間を守りたいと決意を述べていました。
そして、これが「兵器ではなくてM.O.手術の能力によるものだったら」という可能性にまで言及し、その場合は変態するまでの数十秒が勝負となり、それを阻止するのはマルコスの仕事になるとまで言っていました。なかなかの推理ですね。まさか相手が軍人ではなく少女だとまでは予想できていませんでしたが・・・。アレクサンドル・アシモフの手が一瞬止まった結果あと一歩で死んでしまった様に、いざ相手と対峙した時にその相手が少女だと分かった時に何か一波乱あるのでしょうか!?
とにかく、任務に移る夜明けまでは燈たちが無事である事を祈るマルコスでした。
悪魔再び
その頃、劉との合流を図る爆でしたが、爆の操縦する高速脱出機が何者かが仕掛けた網で動きを封じられてしまいました。燈の専用武器である忍者刀で網を斬り、高速脱出機上にあがり刀を構える爆・・・、二度目の夜を迎え、姿を現したテラフォーマーの大群を前に、独りで戦いを挑む様でした。
「突っ切るよ膝丸くん。君は生きたまま持ち帰る。」と立ち向かう彼に、裏切り者ながら頼もしさを感じてしまいました。爆には何か勝算があるのでしょうか!?今回の第86]話は、週刊ヤングジャンプ No.13 – 2014/3/13号(2014年2月27日発売) に掲載されています。