テラフォーマーズ 第90話 [THE FACTORS 種の応変] の感想【テラフォーマーズ】
ミッシェル・K・デイヴスと膝丸 燈、柳瀬川 八恵子らのピンチに駆けつけたジョーことジョセフ・G・ニュートン、敵対する裏切り者の爆 致嵐の前に立ちふさがりました。
戦闘開始
網で身動きがとれないミッシェルと燈を前に、ジョセフは「もう少しだけ待ってて、100%助け出す。」と自信をあらわにしていました。対する爆は「たとえ”1位”が相手でも、ザ・セカンド(燈)を持ち帰るという任務は変わらない。」と戦う意志を示します。マーズ・ランキング1位のジョセフは、自信満々の鋭い表情を浮かべ「『たとえ”1位”が相手でも』?出来もしない事を言うなよ。」と受けて立ちます。
爆はマーズ・ランキング50位・・・、しかしそれは火星での裏切り活動の為に偽られたランキング・・・、その実力は未知数です。ジョセフの実力は圧倒的だと思うのですが、何か思いもよらぬどんでん返しが用意されていたりでもするのでしょうか!?
生き死にを分ける要因・・・
お互いに剣を持ったジョセフと爆との戦い、一瞬で勝負がつくかと思いきや、それを阻むいくつかの要因が戦局を難しくしていました。周囲からおそってくるテラフォーマー・・・これは進行方向に背を向けている爆に不利に働きます。周囲のテラフォーマーを排除しながら戦うがための剣を大きく振り回しての戦い・・・大剣を備えるジョセフに不利に働きます。大剣のジョセフは間合いも有利ですが小回りという点では忍者刀の爆に軍配が上がります。
そんな要因から一進一退の戦いが繰り広げられていました。
戦況動く
一瞬の隙を突き間合いに飛び込む爆にジョセフは剣を手放し一度後退します。二刀を構えた爆に対して「お前なら知ってると思ったけどね。それとも忘れたか?」というジョセフ・・・。いったい何を!?というと、テラフォーマーが狙う人物の優先順位・・・、そして水鉄砲を放つ特性を持つテラフォーマーの存在でした。爆の後方より放たれた水の弾は全て、武器を持った爆へと向けられていました。
決着
知らなかった訳ではないものの、意表を突かれた爆の両肩を貫いた水鉄砲・・・、爆はM.O.手術による特性の発揮で傷を治すべく、薬服用のためにどう隙を作るのか頭を巡らせます。その結論は柳瀬川 八恵子を囮にしたのと同じ・・・、網で捕らわれ横たわっていたミッシェル・K・デイヴスを囮にジョセフとテラフォーマーの気をそらそうと試みます。
しかしそれが過ち・・・
ジョセフの人間離れした身体能力の前にしては爆も無力・・・、ミッシェルを足蹴にしたことはジョセフの強い怒りを買うことになってしまいました。一気に間合いを詰めたジョセフは剣をとり爆に斬りかかり、テラフォーマーの中へと放りました。
完勝!さすがはマーズ・ランキング1位。圧倒的な強さでこの急場を凌いだのでした。今回の第90話は、週刊ヤングジャンプ No.18 特大号 – 2014/4/17号(2014年4月3日発売)に掲載されています。