【テラフォーマーズ】第170話 [THE TREE OF LIFE 生命の木の実]読みました。ジョセフ一族の企みは如何に!?
2016年1月21日発売の週刊ヤングジャンプ No.8 特大号に掲載の テラフォーマーズ 第170話「THE TREE OF LIFE 生命の木の実」を読みました。ドイツ・南米第五班の死闘の末に1人取り残されたプラナリアの能力を持つエヴァ・フロスト、窮地の彼女の元に現れたヨーロッパ・アフリカ第六班の班長、ジョセフ・G・ニュートン。その時・・・ジョセフの企みが人知れず動き出したのでした。
早々と動き出していたジョセフ
ジョセフはエヴァと出会うよりも前、実に火星到着初日の2620年4月12日に計画へと移っていたのでした。高速脱出機での火星着陸を試みていたジョセフは大量のテラフォーマーが待ち構え放った投網で捕まってしまうのですが、攻勢をとろうとする戦闘員達や非戦闘員達を皆殺しにしていたのでした。同じ班の仲間であるはずなのに・・・
どうやら仲間達を火炎放射器の様なもので焼き払い、囮の焼死体として使った様なのですが、へんですね・・・。ここで死んで締まったのならマルシアさんはテラフォーマーに能力を奪われていたのが不自然だし、そんな武器をわざわざ隠して持ち込んだのでしょうか!?
アドルフは察していた
ジョセフとエヴァが出会ったのは、それから4日後の4月16日のことでした。一瞬ホットしたエヴァでしたが、アドルフの最後の言葉を思い出したのでした。「『一班と合流しろ』・・・『四班と六班には』『付いて行くな』『お前は生命の樹の実だ』」と・・・
しかし思いついた時には時既に遅し・・・エヴァはジョセフに首を切り落とされてしまうのでした。
M.O.手術!
ジョセフがエヴァに近づいた目的は、エヴァの持つ「プラナリア」の能力でした。M.O.手術を自ら施した彼はなんと原始的生物からのM.O.手術成功という高難度な術を成し遂げるのでした。
理屈としては、「既に成功した人間からのM.O.手術なら格段に手術はし易くなる」との事ですが、いや・・・それはないでしょう・・・。原理が分からないのでなんとも言えませんが、もともと30%に満たない手術を自分自身に施すのですからね・・・。膝丸 燈なんて成功することが確約された産まれだったにも関わらず数日眠り続けてたはず。意識を保ったまま自分自身にそんな難手術なんて・・・。
アレクサンドル・G・ニュートンがこぼした言葉がついに明らかに!
かつてのバグズ1号計画を仕切っていたジョセフの一族、アレクサンドル・グスタフ・ニュートンは、ジョージが力を振り絞って地球に飛ばしたテラフォーマーのサンプルを得て「これでゴキブリに勝てる!」ではない言葉を残していたことまでは分かっていました。
そして、それがついに明かされました。「これで『人類を』『超える』」だったと・・・
それがこのプラナリアの能力の事をピンポイントに指しているのであれば、バグズ手術と呼ばれていたあの当時からM.O.手術への発展と、プラナリアなど原始的生物への応用などを予想していたというのでしょうか!?
それにもともと人類の能力を卓越した一族だったわけで・・・、『人類を超える』ではないもっとうまい言葉があったのでは??程度の差はあるにしても、人類はもう超えているのでしょう!?
話しは再びおもしろくなってきましたが、少々無理を感じずにはいられません・・・
とりあえず、今後の展開が楽しみです。