【東京喰種:re】第56話 [二の王] 読みました。
週刊ヤングジャンプ No.2 に掲載の 東京喰種:re 第56話「二の王」を読みました。石田 スイ先生の前作「東京喰種」の続編ながら命題みたいなものはなくなり単なるバトル漫画になった気がして離れていたのですが、徐々に登場人物が前作と交錯しだし、最近では前作を知らないと太刀打ちできない程になってきました。
今週はついに、あの「隻眼の梟」とカネキ(佐々木 琲世ですが)が決着をつけました。・・・というわけで、今回は佐々木 琲世が表紙を飾るコミックス一巻「東京喰種トーキョーグール:re 1 (ヤングジャンプコミックス)」をキャラ紹介も兼ねて紹介しておきます。リンク先はAmazonの商品ページで「なか見!検索」からコミックスの内容の一部が立ち読み感覚でさらっと見れます(12/17現在)。
激しい攻防
CCGクインクス「佐々木 琲世」vs 隻眼の喰種「隻眼の梟」の壮絶な戦いが始まりました。この作品、激しい戦いになるとキャラがとち狂ったような奇声を放ちながら闘うところが相変わらず意味分かりません。大量の奇声意外はほぼ無口のままどんどんページが進みます。
勝者、琲世
決着は一瞬でした。佐々木 琲世のクインケ(かな?)によって胴体を切断された隻眼の梟・・・
「私、あなたのことが好きになったわ!わたしたちとても似ているもの!」と言う言葉を最後に落下していくのでした。それに答える様に佐々木は「・・・・・・光栄だな。高槻先生。」と言い残します。
戦いの結末
佐々木(カネキの生まれ変わりみたいなもの)が「高槻先生」といった通り、隻眼の梟が作中での有名作家「高槻泉」であることは今作品の連載が始まる前に明かになっていました。そして隻眼の梟が前作でカネキがお世話になったコーヒー店「あんていく」の店長「芳村」の娘であり、芳村店長にカネキは「(隻眼の梟である娘を)救って欲しい」と頼まれていたのでした。
それがあっさり殺してしまうし、
最後なんてCCGの宇井 郡 特等捜査官が佐々木が殺した後の隻眼の梟を喰っている場面を目撃するところで終わるという衝撃の展開・・・
前作で破綻した人間と喰種の共生が、主要登場人物や設定をリフレッシュして始まった「東京喰種:re」で徐々に前作のストーリーと交差しつつ絡んでいきうまいこと着地するのかと思っていたのですが、一発逆転・・・再び前作の迷走が始まったと思えてなりません。