東京喰種 第48話 [耳骨] の感想【東京喰種】
今回から新展開ということで、再び喰種対策局であるCCGが舞台となりました。20区の支部で活動する亜門くんの元に本局から数人の喰種捜査官が派遣されてきました。その顔ぶれは亜門もよく知る、真戸のかつてのパートナー「篠原」と「法事」のベテラン2人、加えて一等捜査官の亜門より格下の二等捜査官、滝澤の1名でした。もう一名捜査官が配属されているそうです。これだけの人数が派遣されてきたものの、亜門の合い方はまだ本局が探しているそう・・。
それにしても、ベテラン勢の空きがないと冒頭に言っていて、2人もベテランが派遣されてきて、未だ亜門のパートナー候補がいないから本局がベテランを追加で探しているとは・・・。展開がいきなりムリありますね。
20区はおとなしいのか危険なのか?
カネキやトーカ達がいる20区は最近、CCGの指定危険区とされたらしい。亜門の「何故?」という問いに 篠原は「固体評価で判断してんだよ。”美食家”も”大喰い”も危険点はSレートを超えてる。20区は単体で危険な奴が多い。・・・昔っからだけど。」だそう。昔ッから20区は単体で危険な奴が多いなら「20区が平和」っていうのに違和感を感じます。しかも20区が単体で危険なやつが多いのなら、他区は群れで危険なやつが多いのかと思えば、その直後に篠原が「基本的に群れで行動しない”喰種”達が・・・」と続けちゃっています。単体でも群れでもないのなら20区以外の喰種はどんな行動をしてると言うのか!?第一、カネキもトーカも四方もイトリも芳村もヒナミもニシキも、喰種のレストランの面々だって、これまで登場してきた喰種達はみんな群れで行動しているじゃないか!?とも思います。
CCGの方がバケモノじゃないか・・・
窃盗犯の喰種捜査官
もう一名派遣されてきた喰種捜査官の正体があきらかに。先週、カネキから財布をスリ、金銭を抜き取り、寄ってきた喰種達を返り討ちにした若い男がそいつでした。篠原の相棒だそう。「仕事道具がちっさすぎるからいけないんですってー」と言っているところを見ると、彼が持つ小さなナイフはクインケなのでしょうか。クインケは喰種の赫子から作られるわけで、そんなちっちゃなナイフ状の赫子をもった喰種なんかいないだろうに。。また新しい設定で喰種捜査官は赫子なしで喰種に勝てる様になったのでしょうか。
傷害罪の喰種捜査官
ここからがひどい・・・。描写が何を描いているのか意味わからないのですが、彼を職質していた警察官にたいして耳の組織を吸い出した!?模様。それすら定かではありません、警察官が無事なのかさえも。ただ、その警察官は喰種捜査官の彼の暴行を受け、うめき声をあげて床に倒れ込んだことだけは確かです。そしてこれを目の前にした篠原は「また賠償手続き書かせる気か」とよく分からないセリフ。始末書を書くにしても賠償に応じるにしても全くもって筋違い。さすが国のトップ組織というだけのことはあります。彼の名は鈴屋。亜門よりも滝澤よりも下の三等捜査官であることも明らかになりました。
亜門、ヒトコト言ってくれ・・・。
亜門には、鈴屋の言動を終始見ていたのだから言って欲しい。「この世の中は間違っている」と・・・。