PR
検索

東京喰種 第52話 [強奪] の感想【東京喰種】


新展開でCCGが再び活躍するのかと思いきや、喰種一色ですね。東京喰種という作品、カネキやトーカやヒナミら喰種と、真戸や亜門や草場といった喰種捜査官との戦いが喰種の葛藤、人間の葛藤、それぞれの価値観が複雑に絡み合っている様に興味を持ち読み始めたのですが、最近は物語が喰種に偏る一方ですね。毎週かかさず読んでますが、他の記事を見ればわかる様に、もはや・・・という感じで読んでいます。

CCGは蚊帳の外?

これだけ喰種内で強者・強者と登場して人間離れした戦いが繰り広げられていくと、例えクインケを武器とする 本局のCCG 喰種捜査官であろうとも太刀打ちできないレベルでしょう。

カネキがピンチ

11区から来たと言う、アヤト(トーカの弟)を始めとする3人の喰種がカネキを連れ去ろうと攻勢に出ます。応じるカネキの赫眼を見た万丈とアヤトはカネキの赫眼が「隻眼」であることに驚いた様子でしたがヤモリは「彼の言う通りだ」と何やら最初から知っていた様子です。

皆が恐れるはずの隻眼の喰種を前に、赫子で応戦するヤモリの攻撃があっさりカネキを貫き、その場に倒れ込んでしまいます。それを見て挑みかかるトーカには、アヤトが応戦。こちらも圧倒的な力差でその場に倒れ込んでしまいます。

アヤトの言葉

戦いの中、アヤトがトーカに語りかけます。「親父もお袋も死んだ。 “弱いから” 弱い奴に何が守れる、誰が救える、力がなきゃ奪われるばっかだ。 お前(トーカ)の”羽”じゃ、どこへも跳べない。俺は違う。”喰種” が人間より “上” だってことをゴミどもにわからせてやる。」と。

姉のトーカをためらいもなく傷つけておいて「何が守れる」「誰が救える」って・・。この言動から、アヤトが守る/救う対象は家族ではないと読み取れますが、そうすると一体だれを守る/救うというのでしょうか。親父もお袋も姉貴も”弱いから”とでも言いたいのでしょうか??それともトーカを何かに巻き込みたくないからあえて!?でもそれだと「お前の”羽”じゃ、どこへも跳べない」につながらないですよね。。

「俺は違う」というセリフは、”強いから” 「守れる」、「救える」、「跳べる」とつながると思いきや、アヤトのくくった言葉は「”喰種”が人間より”上”だってことをゴミどもにわからせてやる」。どういうこと?何故突然”喰種”が上と?ゴミどもというのは喰種捜査官のこと?トーカの両親は喰種捜査官に殺された??

よくわかりませんが、喰種と喰種捜査官との関係を言っているのであれば両親が死んでいるのにトーカやアヤトが生きているということは、両親は少なくともトーカとアヤトを「守った」「救った」という感じなのでは??過去がまったく分からないので憶測ですが。

リゼ持ち!?

カネキの連れ去りに成功した11区の喰種はタタラとやらに電話し、「リゼは結局見つかりませんでしたが・・・、タタラさんがおっしゃっていた”リゼ持ち”は捕まえました。」と伝えていました。

あんていくに直行して、そこに言わせたカネキを捕らえただけで、「リゼは結局見つかりませんでした」と報告するのもどうかとは思いますが、部下がリゼ探しを続行するらしいのでまあ、良しとします。それより “リゼ持ち” という言葉がとても引っかかるのですが、「〜持ち」という状態が一般的であるか、カネキにはリゼの臓器が移植されていることを知っていない限り、部下に「リゼと同じ匂いがする奴」等と明確な指示なんてできないはずですが。リゼ殺しの黒幕なんですかね。

20区臨戦態勢

外出から戻り、カネキが連れ去られたことを知ったあんていく店長の芳村と四方、それを受けて芳村が「・・・四方くん、みんなを集めてくれ。・・・しばらく「あんていく」は休業だ」と宣言しています。喰種の世界だけに目を向ければ、「20区の喰種みんなで11区に殴り込みカネキを救出しよう」というところなんだと思いますが、CCGからすれば 11区で喰種が動きだした。20区でも不穏な動きが最近多い、被疑者(喰種の疑いをかけられた人物)が頻繁に出入りしていた喫茶店の2階部分が破壊され、店は休業、従業員もいないとなれば「あんていく」が喰種と関係していると特定されそうなもんですが。。

あと、みんなってヒナミも入ってるんですかね。トーカの家で1人ぼっちって・・それこそCCGの格好のターゲットになってしまいそうですが。

にほんブログ村のランキングに参加中です。
楽しめましたら以下ポチッとお願いします(*^_^*) にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ

コメントをどうぞ