東京喰種 第88話 [剣呑] の感想【東京喰種】
拠点を6区に移し、神代 利世の手がかりを追うための探りを開始したカネキら20区の喰種トリオですが、今回は身の回りの出来事が中心で足踏み状態の回でした。タイトルに剣呑という単語が出てきました。全く知らなかったので調べてみると「けんのん」と読み、危険や不安を覚えるさまを指すそうです。
何者かに襲われる万丈
バンジョーがピンチ
ビルの屋上にて、蹴りを浴び吹き飛ばされるバンジョーの姿から物語はスタートしました。「立てよ。本気で来い。それとも…、お前の仲間を全員殺そうか?」と万丈に迫る謎の仮面の男…。
…。「それとも」という繋ぎがおかしいのはいいとして、この謎の仮面…明らかにカネキですよね。。バンジョーに攻撃を浴びせ「何が”盾”だ。その程度の力で一体何が守れる?」と言っています。
盾とは身代わり
バンジョーがカネキに”盾”でもいいと言ったのは、赫子も出せないと言う非力故に、カネキがピンチになった時には自分を盾にして助かってくれればという意味なのでは?と思います。まあ、カネキはそれを知りつつも万丈を鍛えようという優しさだと納得することにします。。
癒すヒナミ
何故カネキのアジトに?
アジトへ戻ったカネキと万丈でしたが、そこには数名の男の姿とヒナミの姿がありました。「アヤトの姉ちゃんのトコ出てきたのは何でなんだ?」と聞く万丈にヒナミは「お兄ちゃんのため。ヒナミ、トーカお姉ちゃんと一緒にいて寂しい気持ち軽くなった。一緒にいるだけでラクになれたの。」と答えます。
んー、、トーカは独りぼっちということ!?実の弟(アヤト)に怪我を負わされ、アヤトもカネキに半殺しにされ、癒しのヒナミはカネキを追って出て行った…。万丈や月山を同志として従えるカネキよりトーカの方が寂しい気がするのだが…
月山の信用はゼロ
万丈は思う…
「口では仲間だって言ってるけど、コイツはイマイチ信用ならねえ…」と月山を前に思う万丈でした。
それはカネキも同じ…
シャワーから出てきたカネキは、月山の姿を見るなり「月山さん、来てたんだ。」と言いっています。ここまででは分かりませんが、続く月山の言葉「僕もみんなのようにここへ住まわせてくれれば、わざわざ足を運ぶ手間が省けるんだが…」に対し、しらっと「用事は?」で済ますカネキ。
その後、CCGの解剖医である嘉納の話題にこそ移っていますが、このやり取りはもはや信頼関係ゼロですよね。。しかもカネキから一方的に…
カネキらは20区へ
月山の「20区へ行くのはどうか?」という提案に応じるカネキ、イトリのバーで聞いた「ウサギのマスクが白鳩をしている」という話しを確認したいこともある様です。きっと、隻眼の王の話しも20区で手がかりが得られると考えている気もします。
「行こう。…20区へ。」そう言い締めくくるカネキらでした。6区の鯱やギルとの絡みはしばらくお休みでしょうか…。カネキ、他人を利用してばかりですね。。
次回の展開を大胆予想
※注意※ ここからは次話発売前の勝手な予想です
「行こう。…20区へ。」の続きを勝手に予想すると、
20区を訪れたカネキ → まずはあんていくを訪れる → 新入りの女の子に「カネキ様!」と騒がれる → 芳村店長は不在 → 嘉納総合病院へと向かう → そこに嘉納の姿は無い → 場面が変わってラビットを追う亜門、真戸、ヒデの3人の会話へ。
盛り上がりには欠けますが、そんなところでしょうか・・・