東京喰種 第93話 [好餌] の感想【東京喰種】
カネキら喰種集団、アオギリの樹、CCGら様々な組織が新たな動きを始めました。彼らに共通するは嘉納医師の存在。果たして先に手がかりをつかむチームは何処なのか…
あんていく
「あんていく」へ辿り着いたCCG捜査官
ついに、金木 研について探るため喫茶店「あんていく」まで辿り着いた喰種捜査官の篠原 幸紀と鈴屋 什造は喫茶店でお茶を始めます。既に喫茶店を疑っているなら金木の事を聞きたいだけだったらお茶してないでさっさと仕事すればいいと思うのですが…
よく小倉久志の番組が…
あんていくで流れていたテレビ番組は「20区に潜む最大の怪異…、消えた”ビッグイーター”の謎」と題した喰種フリーク小倉久志の番組。それにコメントする形でCCGの両捜査官は、”大喰い”という名まで口にして捜査情報を二人で話し始めます。あえてお茶して機密情報を晒すことであんていくの面々を牽制してたりするのでしょうか!?
さすがに正体バレバレの喰種捜査官を前に緊張が走ります。篠原の後ろに座る客人のすました様子から、彼は普通の人間なのでしょう…
クインケは!?
ところで、喰種捜査官といえばスーツケースの様な大きい手荷物がポイントだったはずで、捜査官達も何時でも喰種と対峙できる様に肌身離さず持っていなくてはならない武器「クインケ」が収められている大切なものだったハズ…。篠原の「アラタ」は赫者の特殊なクインケなのでスーツケースに入っていない可能性もありますが、鈴屋の「13’sジェイソン」はスーツケースに入っていたはず。
霧島 トーカ
トーカちゃん出勤
「お疲れさまです。」と現れたのは霧島 トーカ。彼らを一目見るなり「タイミング悪かったですね」と喰種捜査官であることを見抜きます。アイスコーヒーのおかわりに回るトーカに、ココアのおかわりとミックスサンドの追加注文をしていますが、ずいぶんのんびりですね。。
カネキへの質問へ
いよいよ本題か、篠原が「ここで以前男の子がバイトしてなかった?金木君っていう…」と切り出します。10月からバイトを始めて、去年の12月くらいに急に連絡もつかなくなった事を答えるトーカでした。
何か吐いた?
トーカをじっと見つめる什造は突然「どこか悪いです?なにか、吐いた?」と語りかけます。すぐさま篠原も「君さ、どこかで会ったことない?」と問いかけます。もちろんトーカは「……いいえ?」と答えます。
あれ・・・、篠原とトーカって実際のところ会ったことあるんでしたっけ!?
芳村店長
助け船を出したのは芳村店長でした。ただ、金木が”臓器移植”の受給者だったようだと言うことと何かの事件に巻き込まれていたようであること、店内でも抑制剤を服用していたこと、身体を壊して食事もまともにとっていなかったようだという情報まで与えていました。
「…他に変わった様子はありましたか?」という篠原の質問には「そういえば、どこか遠くへ行きたいとはこぼしていましたね。」と返していました。
「また来ます」と言い残し、その答えに「”餌”を与えられた気分だ。爺さん、何をかばってる?」と什造に話しながら店を後にする喰種捜査官でした。
アオギリの樹
田口さん…
ここでシーンが変わって、エトとナキがだべっています。なにやら会話が噛み合っていない二人です。アヤトが近づき「タタラさんは?」という質問に「女の子に嘉納先生の居場所を吐かせてる」と答えるエト。
どうやら田口看護師はタタラの元に連れて来られ、尋問されている様です。アヤトはそれを確認すると結果を待たずに去っていきました。
あとは人海戦術
「終わった」と現れたのはタタラ。田口さんのものと思われる足をナキに渡しています。田口さんは殺されてしまったのでしょうか!?
「わかった?」というエトの問いかけには「いくつかに絞れた。あとは人海戦術であたればいい。白鳩に遅れはとれない。」と答え、「嘉納は『アオギリの樹』がもらう」と決意を新たにしていました。
これはまた一波乱ありそうな予感がします。
鯱
最後のページでひとりで目をつぶりリゼとカネキの姿を脳裏に浮かべる鯱の姿がありました。するどい眼差しで「愚娘めがッーー」と叫ぶ鯱ですが、これは何を意味しているのでしょう…。
もしかしてアオギリに加担したふりをして嘉納の手がかりを得、リゼを救う作戦なのかともふと思いましたが、カネキを殺そうとする理由はないのでちょっと違いそうです。。
さて、物語はどの様に展開していくのでしょうか!?