東京喰種 第103話 [刺剃] の感想【東京喰種】
謎めいた鈴屋 什造 と シロ&クロの戦いが始まりました。カネキと篠原の戦いも動きを見せました。
ナシロ・クロナ
候補生では敵なしの二人
什造と呼べばいいのか玲と呼べばいいのか、CCG捜査官の鈴屋 玲と、もとは玲と同じCCGアカデミー生だったが嘉納医師の手で喰種と化したシロことナシロとクロことクロナの戦いが始まりました。クインケで目を刺されたクロナ。玲も腹に怪我を追った状況でのスタートです。
大丈夫・・・。治る。
「喰種」故に再生能力を持つクロナ。心配するナシロに「大丈夫・・・。治る。」と答えるクロナでした。
しかし玲は自信の表情を浮かべて「治る?間に合います?かあ?」と問いかけます。不敵な笑みに変わった玲が持つのは「サソリ」と言う名の大量のびかくのクインケでした。
56本のクインケがクロナを襲います。
13’sジェイソン
負傷し身動きがとれなくなったクロナを救おうと飛び込む妹のナシロ。
玲は待ってましたとばかりに「13’sジェイソン」を振り上げ、ナシロに切りかかります。「13’sジェイソン」は凶悪な赫者の喰種「ヤモリ」を材料としたクインケでその威力は絶大、一太刀でナシロに致命傷を与えました。
嘉納の言葉…
ナシロは薄れ行く意識の中で「本当の意味で君たちの両親を誰が殺したのか。復讐すべき相手が誰なのか。私が教えてあげよう」という嘉納の言葉を思い出していました。
「このままじゃナシロが死んじゃう。まだ助かるかも。」とナシロを抱えて逃げ出したクロナ。「大丈夫。パパが何とかしてくれる。」と嘉納を探しに向かいます。
什造は無事・・・
前回、腹を裂かれて重傷だったと思われた什造でしたが、手持ちの針と糸でチクチク縫って終了・・・。内蔵が出そうというほどだったのに・・・。
カネキ豹変
半赫者
シーンは移ってカネキ vs 篠原 幸紀 の戦いへ。
篠原はカネキを前に「鱗赫の半赫者なんてアラタが一番相手にしたくないヤツじゃないか・・・」と言っています。この戦いやはりカネキが勝利する?と思った矢先、意外な展開が・・・
カネキの言動が怪しい・・・
篠原に襲いかかるカネキのセリフです。『「この世のすべての不利益は当人の能力不足」。だからリョーコさんが死んだのもぼくのせい。モクさんにテツさんぎ死んだのも、ケイさんやコウトくんが死んだのも、ぜんぶぼくのせい。ぼくがよわいとみんなが殺されちゃう。だいじな人みんな。「あんていく」のみんなも、万丈さんたちも、トーカちゃんもヒデもッ・・・。生きるってのは他者を喰らうこと・・・。だから喰うんだよオ!!仕方ないよねええ、僕の邪魔をするんだからさアア!!あーあーあーあ〜や〜〜〜とく〜〜〜〜ん。・・・・・・きみは半殺しだ。つまり、ペンチで五指ねじ切って、耳の中にムカデ入れて、本屋でデートしてお腹のなか優しく掻き混ぜてあげちゃうってこと。1000ひく7ひく7ひく7ひく7はあああ?』と叫びます。
もくやカネキ君の人格崩壊。。
篠原も「これまで会った喰種の中で・・・、一番イカれてやがるね君・・・ッ!!!」と言っていました。
カネキ君、イカれすぎです。。
予想できない展開・・・。
でもそれでいいのか??
玲がクインケ「サソリ」を56本も持っていたのはCCGからくすねてきたからだそう…。銃よりもずっと厳戒体制で管理しているはずで、バレないのは疑問過ぎます。CCGは大きな組織の様ですし、持ち出し持ち込みを毎日チェックしてそうなのですが・・・
カネキ君の方は、もはや豹変どころではなく、頭がおかしくなってしまいましたね・・・。「あんていく」のことや、トーカの事まで洗いざらい暴露してしまいました。「あんていくのみんなや、トーカちゃんに危害が及ぶのも僕のせい。」とでも言いたいのでしょうか。今回の第103話は、週刊ヤングジャンプ No.50 11/28号(2013年11月14日発売) に掲載されています。