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東京喰種 第119話 [旧九] の感想【東京喰種】


突然「あんていく」へ姿を現した金木 研は芳村店長に「アオギリの樹の首領『隻眼の梟」は・・・、あなたの子ですか?」と単刀直入に質問をぶつけたところから、物語はスタートしました。

本当の梟

店を従業員のロマに任せて奥で二人で話しを始めた、カネキと芳村店長でした。「誰かがそう言ったのかい?」と問う芳村店長の言葉に、四方 蓮示から聞いた「芳村さんは・・・、”隻眼の梟”と呼ばれる”喰種”だとされている。だが、本当は・・・違う。あの人は”本当の梟”をかばっている。」と話し始めた話しを思い出していました。

しかし・・・、「芳村さんは隻眼の梟だとされている」はちょっと設定を盛りすぎたのでは!?そんな話しみじんも有名でなかったはずで、今までその話しを知っているそぶりをしたのはニコだけだった様に思います。情報屋のイトリも知っていた!?

知りたい事・・・

カネキは、「君の知りたい事は・・・、それかい?」と問う芳村店長へは「・・・、山ほどある内の一つです。」と答え、アオギリの樹と芳村店長との関わりを知りたいと続けるのでした。

「ー昔・・・、『功善』という”喰種”がいた。」と語り始める芳村店長でした。功善という喰種は「多くの”喰種”がそうするように、生きるために人を喰らい。自らのため同胞である”喰種”ですら殺し屠った。」そうです。多くの喰種というか全てですよね・・・、喰種は人間しか食べられませんから・・・。そしてまた同種喰らいという以前は都市伝説でまかり通っていた話しが、いつの間にか喰種を強くする定番の話しになってます・・・。一応、今の設定では同種喰らいは「強さ」と引き替えに「狂気」をもたらすハズです。

功善

功善の噂が広まったころ、功善はとある組織と組んで「掃除屋」として働くことになったそうです。心の隙間が満たされないまま、組織で活躍していた功善は、とある日に古い喫茶店で「憂那」という名の一人の人間と出会い恋に落ちていきました。

つきあいを重ねるなかで、憂那が功善が喰種である事を知ってしまい「殺さなければ」と思う功善に「・・・ずっと一人で辛かったでしょう」と声をかける彼女、その言葉に功善も彼女を受け入れ、二人の間に子供が産まれることになりました。

「喰種と人間では栄養が足らずに胎児は衰弱しするしかない」と告げる功善に、彼女は人肉を喰らうことで奇跡を起こすのでした。

しかし幸せな生活もつかの間、功善はふと目にした一冊の手帳から、憂那が功善の属する組織を追うジャーナリストだったという事を知ります。組織の重要な秘密が書き記されたことから、組織は彼女を殺す事を指示、功善の手で殺す事になった様です。「それが功善の『掃除屋』としての最後の仕事だった。」と作中ではくくっていました。

いや・・・、喰種の組織を追っていたのなら功善が喰種としって同情することもないと思うのですが、どう考えればいいのでしょう・・・

功善は組織と完全に手を切ることはできず、子供を組織の手が及ばない24区に預けるのが精一杯だったそうです。

隻眼の梟

それから時は過ぎ、功善は「隻眼の梟」と呼ばれる”喰種”が現れたことを知り、すぐに自分の息子だと確信したそうです。CCGを襲撃して致命傷を受けていた息子が組織から追撃を受けぬ様、隻眼の梟に成り代わったのが10年前の出来事なのだとか・・・

そこまで聞いたカネキは、「・・・・・・あなたが・・・、『功善』・・・?」と問いかけます。質問には答えず話しを続ける芳村店長は「・・・カネキ君。私はいつか言ったね。君は「ふたつの世界(人間界と喰種界)に居場所を持てる唯一人の存在」なのだと。君が捨てようとしている「もの(人間界)」は、君の半分も占めている部分なんだよ。・・・まだ選び直せる。ヒトと”喰種”のはざまで考えて・・・、考え抜いて、孤独な人を救って欲しい・・・、いずれ・・・、私の子も。」と最後の最後で問いに答える形になりました。

再会

場面は変わり、霧島 董香が「あんていく」に出勤したところに移りました。慌てたロマはトーカにカネキがさっきまでお店に来ていたことを告げました。走るトーカ・・・、夕暮れの歩道橋の上でついにカネキとの再会を果たしました。

久しぶりに再会した2人。どんな展開になるのでしょうか。今回の第119話は、週刊ヤングジャンプ No.16 特大号 – 2014/4/3号(2014年3月20日発売) に掲載されています。

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