東京喰種 第122話 [黄鈴] の感想【東京喰種】
ついに標的とされた20区の喫茶店「あんていく」・・・。ついに激しい戦いが繰り広げられるのかと思いきや、一転して鈴屋 什造が動物園できりんのスケッチをしているところから物語はスタートしました。
什造の過去
動物園で通り過ぎた親子を見た什造が思い出したのは、自分が喰種の飼い人として生きていた姿でした。ビッグマダムと呼ばれた喰種に飼われた什造は、喰種のレストランで解体屋として活躍する日々・・・、ビッグマダムからの虐待を受けながらも育てられてきていたのでした。
人を殺める行為に始めは悪夢にうなされ続けていた什造も、いつしか自らの存在価値と認識し、解体屋としての地位を確かなものにしていました。
鈴屋 玲
鈴屋 什造という名前は解体屋として与えられた名前であって、本名は鈴屋 玲、2つの名前で呼ばれる彼はそんな理由があったのでした・・・
保護
解体屋としての日々を送る什造でしたが、CCGによりビッグマダムが駆逐されたことでCCGに保護されることとなりました。CCG職員からみた什造は「著しいモラルの欠如が見られるも、そのすさまじい身体能力は一線の捜査官と比べてもひけをとらない」とか・・・
入局
そして、CCG議長の「ー鈴屋 玲・・・、性別「ナシ」・・・面白い人材だ。試験はいい。入局させなさい。パートナーには篠原特等をつけなさい。」という一声にて什造のCCG入局がさらっと決まってしまいました。経歴も特殊なことについても「別の戸籍を与えればいい」と言っていました・・・
CCGって一応は「正義」なんだと思っていましたが、かなり胡散臭い団体ですね・・・
梟との戦いへ
什造の過去が紹介されたところで、物語は梟討伐へと戻っていく様です。什造に梟駆逐メンバーに抜擢されたことを告げる篠原 幸紀、「本気で死ぬかもしれないよ」という篠原に「死ぬとか死なないとかそんなにたいした事じゃないです」と答える什造・・・、そしてシーンは移り”遺書”を前にして真剣なまなざしの滝澤 政道捜査官の姿・・・。さて次回の展開は如何に!?
今回の第122話は、週刊ヤングジャンプ No.19 特大号 – 2014/4/24号(2014年4月10日発売) に掲載されています。