週刊ヤングジャンプ No.24(5/16発売) ベスト
週刊ヤングジャンプ No.24(5/16発売) で私のベストは「キングダム」でした。
キングダム 第342話 昌文君の提案
今週の面白どころが目白押し
今週のヤングジャンプ Myベスト は、先週に引き続きキングダムを選びました。他にも加藤 君也先生の「トライAンジェル」の第2話や、藤沢 とおる先生の「仮面ティーチャー ブラック」の第3話、岡本 倫先生の「極黒のブリュンヒルデ」の第58話など、本サイトで感想がレギュラー化しているテラフォーマーズや東京喰種の他にも多数候補があがり、選ぶのに一苦労でした。
政倒れる!
敵の刃かわしきれず
ろう城戦も5日目、体力が限界に達した民兵を奮い立たせるために最前線に降り立ち激をとばしていたのはなんと、大王である 政(せい)でした。しかし、一瞬の隙をつかれ政は首に剣を受け地に倒れるのでした。
ここまでが先週の話し。政の安否を按ずるところから物語がスタートしました。「騒ぎ…立てるな…士気に…関わる…」と立ち上がった政、なんとか命は無事だった様でほっとしました。政は手当てへと下がります。
大王の存在を知った李牧軍
その頃、李牧(りぼく)軍の本陣では、秦王の存在に気づきはじめました。そして李牧の「サイの民兵の異常な士気の高さ、城の強固さのつじつまが合う」のひとことで李牧側も勢いづきます。李牧は秦王を逃がさない様に日没後の戦いを避けて夜営を敷きます。また、秦王が重症に倒れたと言う凶報がその晩中に場内に知れ渡り士気を保てなくなることも計算に入っていました。
昌文君の提案
その晩、昌文君から「大王様を脱出させる」という提案が幹部達の前で行われました。異論を承知でのこの発言は、予備兵も尽き、大王様が倒れたことで士気の下がった民兵では明日サイが落ちるだろうという目算でした。
昌文君の熱い訴えに、介億(かいおく)の「この状況下で王を逃がすというのは間違ってはいない。英断である。」とのひとことから、大王「政」を逃がす計画へと移ります。大王を説得する役を任せられたのは飛信隊の信(しん)でした。
信の説得
床に伏せる政の元へひとり向かった信は、久しぶりの語らいを始めました。雑談で和んだ後、信は重い口を開けました。「あのさ政、昌文君のオッサンがよ、お前だけ逃がすっつってるけどどうする?」と…
政は「死んでも断る」と即答。
信も「……………だよな。」と即答。
政「説得役を頼まれたんじゃないのか?」→ 信「これを説得できんのかよ」→ 政「無理だ」→ 信「…じゃ、いーんじゃね?」というやり取りもいいですね。お互いの信頼関係がよく現れているかけひきでした。
でも、それはそれ。この窮地、次回いったいどうな展開が待っているのでしょうか・・